青年海外協力隊として、ミクロネシアのヤップ島に派遣中社員の日記。
インフォニック、ヤップ支社長を僭称しつつ活動中。

※僭称:勝手に身分を越えて上の称号を自称すること(広辞苑より)

公開日:2009.03.11

YAP DAY

YAP DAY

3月1日、2日は「YAP DAY」という、ヤップ最大のお祭りの日でした。

ヤップには、各村ごとに代々、伝えたれてきたヤップダンスという伝統的な踊りがあります。
ヤップディは、この村ごとに伝承されてきたヤップダンスを、一堂に会して披露する日で、
世界的にもちょっと有名なお祭りです。
もちろん、ヤップの人もとても楽しみにしていて、1月中ごろにヤップに来て以来、
ステイ先や職場でいろんな人が「すげえからな」「楽しみにしとけよ」などと言われるので、
僕もとても楽しみにしてました。

僕のステイ先が、一族でヤップディに屋台を出すというので、同乗してちょっと早めに会場へ行きました。
既に沢山の人が集まっていて、普段はどこに行っても、人が少なくて閑散としているので「ヤップ島にもこんなに沢山の人が住んでるんや」って変に感慨を受けました。
プログラムでは10時開始となってますが、1組目が踊り始めたのは12時前でした。

けど気にしてはいけません。

ヤップで、待ち合わせの人が遅れたり、スケジュール通り物事が進まなくてもイライラしてはいけません。
ていうか身が持ちません。
JICAのボランティアたちは皆、「ああ、今日もヤップ時間ね」って笑って済ませます。

で、約2時間遅れで開始されたヤップダンスですが、素晴らしかったです。
時にゆったりとした時に激しい振り付け、独特の節回し、そして伝統的な衣装――男は「スー」と呼ばれるふんどし、女性は「ラバラバ」と呼ばれるカラフルなグラススカートを履き、手足胴頭もカラフルな装飾品で飾ります。

女性は何とトップレスです。
ヤップでは平素から街中で、ふんどし姿の男性や、グラススカートを履いたトップレス姿の女性をよく見かけます。

ふんどし一丁の男性が知事室でソファーに腰掛け、語らっている姿もたまに見かけるのですが、こっそり写真に収めたい衝動にかられます。

ヤップダンス

ヤップダンスには、いくつかの種類というかカテゴリーがあります。

まず、男女のカテゴリー。
男性のみが踊るメンズダンス、女性のみが踊るウィメンズダンス、男女混合のダンス。
でも、今回のヤップディ、メンズダンスはなく、ウィメンズダンスと混合ダンスのみでした。

それから、ダンス形式のカテゴリー。
座ったまま上半身だけで踊るシッティングダンス、立って踊るスタンディングダンス、竹の棒を持って踊るバンブーダンスなどがあります。

そして、同じスタイルでも、村によって振り付けや節回し、衣装も違います。 今年のヤップディ、1日目はシッティングダンスが中心で、2日目はバンブーダンスが中心でした。
シッティングダンスは、振り付け、節回し共にゆったり、しっとりとしていて、
子守唄のような心地よさがあります。
逆にバンブーダンスは、一人一本づつ竹を持って、2列に並び、隣や前後の人と複雑に竹をぶつけながら、ポジションも移動してゆく振り付けなのですが、とにかくスピードが早く、それに合わせて節回しも早いし、テンションも高い。
観ているこっちもテンションも上がります。
で、2日間のヤップディを満喫して、帰りの車の中、上機嫌でデジカメの写真、整理してると、ユージンさんが「来年は、タカシもスー履いて参加な」って言いました。
一気に血の気が引いて、テンションも下がりました。

シッティングダンス

バンブーダンス