青年海外協力隊として、ミクロネシアのヤップ島に派遣中社員の日記。
インフォニック、ヤップ支社長を僭称しつつ活動中。

※僭称:勝手に身分を越えて上の称号を自称すること(広辞苑より)

公開日:2009.08.11

裁判所

近況

前回も書かせていただいた通り、こっちは相変わらず雨季です。
ほぼ毎日、降ってます。

泥で服が次々に汚れてゆくのに、晴れ間が少ないので洗濯できない。。。悩ましい季節です。
ところで先週末、熱を出して寝込んでしまいました。

子供にうつしてはいけないので、部屋から出れず(外のほうが風通しが良くて快適なのですが)、
暑くて汗だくになって、たまらずシャワーを浴びたら、冷たくて(水シャワーなので)また熱が出て
‥‥っていう馬鹿なことを繰り返してました。

熱の原因は多分、寝不足。実は6月の頭から、朝6時半と7時半の2本あったバスが、
全ての学校が夏休みに入ったせいで、朝6時半のみの1本になってしまったのです。

朝シャワーを浴びようと思うと5時半起き。
さっさと寝ればよいのですが、根が夜型でついつい夜更かししてしまい、
体調を崩してしまうことが多いです。気をつけんと。


朝、バス停までの道。水没してます。

ヤップ州裁判所

実は、7月の初めから、ヤップ州政府建物のネットワークシステムの改善と並行して、
ヤップ州裁判所のネットワークシステムの改善に取り組んでいます。

僕の前任者の方が計画、購入を要請されていたサーバーとソフトウェアが届いたと、
裁判所から連絡をもらったためです。裁判所って、日本でも入ったことがないので、
どんなとこやろう?って若干、緊張気味で行ったのですが拍子抜けしました。

入ってすぐの待合室のようなところに、沢山のおじさんやおばさんが座っていて、
楽しそうにだべってます。あんまりにも気の抜けた光景なので、この人たちは
裁判所に何の用があるんやろう?って思ってしまいます。

この雰囲気はあれです。 京都の銭湯の脱衣所でおっちゃんたちがだべっている感じです。
ふんどし姿の人、多いし。。。日本の簡易裁判所の待合室とかも 実はこんな感じなんでしょうか?


裁判所外観

裁判長

現状、WorkgroupによるWindowsネットワークが組まれていて、共有フォルダがあちこちの
PCに点在し、重要なデータ(裁判の様子をボイスレコーダーで取り込んだデータなど)も沢山ある割に
バックアップは個人の気分任せみたいな状態でした。
セキュリティについても、各PCにフリーのウィルス対策ソフトとスパイウェア対策ソフトがインストール
されていますが、こちらも対応は個人任せになっていました。

なので、Adyでユーザを一元管理し、ファイルサーバーに各共有フォルダのデータを移動、市販の
バックアップソフト(Symantec Backup Exe.)を使用して、外付けのハードドライブに定期的に
バックアップを行うように改善しました。

また、セキュリティ対策についても、サーバーで一括して全てのPCのウィルスやスパイウェアの
感染状況を監視できるソフト(Symanyec Endpoint Protection)を導入しました。
現在、一通りの構築を終えたところですが、特に大きな問題はありません。

小規模で、ややこしい要求もない基本的な?Windowsネットワークだったので、
これまでのよいおさらいになりました。
現状は、僕がネットワークを管理している状態なので、今後、裁判所のネットワーク管理者
(っていっても、普通の職員さんです。「あんた、やりなさいよ!」的に押し付けられた。多分。)
にどのように引き継いでいこうか思案中です。

このシステム移行中、一番、偉い裁判長のPCの設定を触ったことがあったのですが、次の日行くと、
その裁判長が怒っていて、「俺、どんなミスしたんやろう?裁かれたらどないしよ?」ってドキドキ
しながら話を伺うと、「デスクトップのアイコンの順番が変わってる。位置も変わってる。」とのことでした。

その後、法学部出身で法律関係の知り合いの多い、他の協力隊メンバーに
「ヤップの裁判長、ちょっと変」って言うと、「法律家って、変な奴多いですよ。
異常に神経細かくないとやっていけない仕事なんで」っていう返答が返ってきた。

なるほどと思った。